肌の乾燥を自分で対策!乾燥する原因や正しいケア方法・注意点

なんとなく化粧ノリが悪いと感じるほどの肌の乾燥から、粉が吹くほどの重大な肌の乾燥まで、肌の乾燥の原因は実は同じところにあるかもしれません。今回は肌の乾燥になってしまう原因をいくつか見ていき、その正しい対処法や肌の乾燥にならないための注意点、そして肌の乾燥に効く美容成分などをご紹介します。

 

そもそも肌の乾燥とは?

「肌の乾燥」と言うと、確かに乾燥している肌のことをイメージしますが、自分の肌が本当に肌の乾燥の分類に入るのか確信を持てない方もいるのではないでしょうか?

実は自分の肌を肌の乾燥だと言っている方がいますが、肌の乾燥には定義があります。

 

まず肌の乾燥というのは肌表面だけではなく肌内部の水分も蒸発してしまっている状態の肌を指します。

「肌の表面がカサカサしている」「肌にツヤがない」「肌が痒くなることがよくある」「シワやくすみが目立ちやすい」「肌に柔軟性がない」など見た目でわかることもあります。

さらに1年を通して常に肌の乾燥の症状が出なくても、冬だけなど季節によって肌の乾燥になる場合も注意が必要です。

 

さらに目に見えない定義としては、角質内の水分量が20%以下という指標もあります。

例えばコスメショップなどに行くと、肌の水分量を調べてくれるところがあります。そこで20%以下の水分量と判断された場合は肌の乾燥だとみなすことができます。

 

肌の乾燥の原因

そもそも肌の乾燥になる原因はなんなのでしょうか?

第一に肌の乾燥は水分不足の状態なので、肌内部の水分が何らかの影響で蒸発してしまったり、水分補給が足りなかったりすることが原因に挙げられます。

 

肌内部の水分が蒸発してしまう理由には、角質層のバリア機能が失われている可能性があります。

私たちの肌はターンオーバーと呼ばれる肌の再生サイクルによって生まれ変わっていますが、そのターンオーバーが乱れてしまうとバリア機能も弱くなり内部の水分も蒸発しやすくなってしまうのです。

 

また水分補給が足りない場合には、スキンケアを正しく行っていなかったり、うるおい成分のある化粧水を使っていなかったりすることがあります。

また人間の体は60%ほど水分でできていますが、その水分不足が血の巡りを滞らせ、ターンオーバーの悪化につながることも考えられます。

 

このように私たちの肌が乾燥する原因は様々で、他にも生活リズムの崩れや栄養の偏った食生活、睡眠不足、ストレス、紫外線ダメージなど生活による原因も挙げられます。

 

 

肌の乾燥を防ぐのに大切なのは?

肌の乾燥を防ぐために大切なのはどのようなことなのでしょうか?自分でもできる肌の乾燥対策をご紹介します。

 

保湿を心がけたスキンケア

まずは肌に水分が足りない状態なので、保湿を心がけたスキンケアを行います。

クレンジングから洗顔、化粧水、美容液、乳液まで、保湿に特化したスキンケア商品は多く開発されています。

 

また肌の乾燥は同時にデリケートな肌であるともいえます。

肌に負担にならないように添加物を使用していないスキンケア商品や、天然由来成分での配合をしている商品などがあるので、積極的に選んでいくと良いでしょう。

 

紫外線対策

紫外線はメラニンを発生させて色を黒くするだけではなく、実際に肌にダメージを与えて、ターンオーバーを乱れさせる大きな原因になります。

ターンオーバーが乱れてしまうと、バリア機能を失い肌が乾燥する原因にもつながります。

 

外に出る時は日焼け止めの使用を怠らないのはもちろんのこと、家に帰っても紫外線のダメージを抑えるためにしっかりと保湿のスキンケアを行うことが大切です。

 

 

規則正しい生活リズムと睡眠

肌のターンオーバーと生活リズムは関わっていないと思っている方もいるかもしれませんが、実は生活リズムや睡眠と肌の健康状態は強い関連があります。

特に寝ている間は成長ホルモンが活発に働く時間があり、肌の再生が促されるので質の良い睡眠が非常に重要となります。

もしスキンケアをしっかりしていてそれでも肌の乾燥に悩んでいると言う方がいたら、生活リズムや睡眠が乱れていないかを考えてみてください。

 

栄養満点の食事

私たちが食べるものはそのまま肌や体の健康状態に関わってきます。

栄養が不足していると肌に必要な栄養分を届けられないだけではなく、血行が悪くなってせっかくの栄養分も届けにくくなってしまうこともあります。

特に現代では、甘いものやジャンクフード、ファーストフード、脂っこいものなどを食べたり、夜遅い時間に食事をしたりなどしている方もいるかもしれません。

 

またお肌に良い成分だけを摂取しようとして、結果的に栄養が偏ってしまう恐れもあります。

ビタミンなどのお肌に良い成分だけではなく、タンパク質や糖質、食物繊維など体に必要な栄養素もしっかりとバランスよくとっていきましょう。

 

 

肌の乾燥を防ぐための注意点

肌の乾燥に悩んでいる方はすでに様々な対策を行っている方も多いでしょう。しかしもし間違った肌の乾燥対策をしていると、逆に肌の乾燥の状態を招いてしまっている可能性もあります。

ここでは肌の乾燥を防ぐために注意するべき点をご紹介します。

 

スキンケアの順番を守る

まずはスキンケアの順番を守ると言うことです。スキンケアの順番は「水分が多いものから、油分が多いもの」の順番で行うのが大切です。

なぜなら、もし水分が多いものを後で行ってしまうとすでに油分によって潤いの膜が張られてしまい、化粧品に入っている美容成分をしっかりと届けられないことがあるからです。

 

さらに、水分の蒸発を防ごうと内部へ保湿成分を届けることなく乳液やクリームなどばかり使っているのも危険です。

肌の表面だけは潤っているけども、肌の内部は依然水分不足である状態を「インナードライ」と呼びます。

インナードライは自分で見分けるのも対策するのも難しいので、肌内部への保湿と肌表面の蒸発防止を同時に行う必要があります。

 

ケアしすぎに注意!

ターンオーバーによる古い角質を取り除いたり、肌の汚れをしっかりと落とそうとしたりしてしっかりとスキンケアをするのは良い事ですが、しすぎてしまうと逆に肌の乾燥の原因を作ってしまうことがあります。

例えばクレンジングを長時間行ったり、洗顔を1日に何回も繰り返したりすると、健康な肌に必要な水分や脂質まで失ってしまう可能性があります。

 

またよくありがちな間違いは、ピーリングや美容マスクを毎日のように行ってしまうことです。

ピーリングは確かに毛穴ケアには効果的ですが、肌への刺激が強いので毎日のように行うと肌を傷つけてしまう可能性が高くなります。

ピーリングは1ヶ月に1〜2回ほど、美容マスクは3日に1回くらいのペースで行うのが良いでしょう。

 

 

肌の乾燥に効く美容成分

肌の乾燥対策に効果的な美容成分はどのようなものなのでしょうか?ここでは総合的に肌の乾燥に対処できるように、水分を与える成分、水分の蒸発を防ぐ成分、ターンオーバーを整える成分の3つに注目してご紹介します。

 

肌に水分を与える成分

まず肌に水分を与える成分は、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチン、ワセリン、尿素、アミノ酸などが挙げられます。

これらは特に真皮層で潤いを保持し、弾力のある肌を実現するのにも役立ちます。

 

肌の水分蒸発を防ぐ成分

肌の内部に水分を与えることができたら、次に肌の外部で潤いの膜を張って水分の蒸発を防ぐのが大切です。

そのためには角質層で保湿力を保つセラミドや、スウィンゴ脂質、大豆レシチン、レチノールなどの成分が働きます。

 

肌のターンオーバーを整える成分

水分をしっかりと肌に与えることができたら、次に肌のターンオーバーを整えて長期的に健康的で乾燥を知らない肌を作り上げることが必要です。

そのためには肌のダメージを修復して水分を維持するビタミンC誘導体や、プラセンタ、酵母エキス、ビタミンEなどの美容成分が役に立ちます。

 

まとめ

肌の乾燥を防ぐためには、保湿力のある化粧品を使うだけではなく、正しいスキンケアや毎日の生活リズムなど総合的に対策を行うことが大切なのがわかりました。皆さんも肌の乾燥対策の正しい方法をマスターして、健康的で長続きする美肌をぜひ手に入れてくださいね。